株式会社リソース・インターナショナルは海外の最新トレンドを「Resource News」としてお届けしています。
株式会社リソース・インターナショナルより
海外の最新トレンドを「Resource News」としてお届けしています。 |
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ホテルのテーマカラーとなっている濃ピンクをベースにしたアキスミンスター織りで、由緒ある大型温泉旅館にふさわしい華やかさを演出しました。
フロアで分けた2種のデザインは共通色。亀甲模様と麻の葉、そして花の地模様に手毬と麻の葉。同系色濃淡の地模様で奥行きを生み、散りばめた柄にはゴールド糸を使うことで空間全体が明るく華やぎました。麻の葉模様は和の演出にとどまらず魔除けの意味もあり、旅館のシンボルでもあります。
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ポルトガルより愛をこめて ~グローバル時代におけるローカリズムデザイン
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テキスタイルブランド「Evo Fabrics」は2021年新作として「SINTRA」(シントラ)というコレクションを発表しました。
シントラは、首都リスボンに隣接する世界文化遺産に登録された町です。ロマンチックな中世ポルトガル黄金期の面影を残す建物や景観は、ポルトガルの人々の誇れる財産の一つです。
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グローバル化により様々な分野で国境が取り払われ、ボーダーレスの時代になりました。
情報のタイムラグが無くなり、世界各国で同時的に遜色ないサービスを受けることも可能になりました。情報が行き渡ることで、デザインや美感覚といったソフト面もワールドワイドで共有され、多様化の一方で画一化傾向も否めません。
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そうした中、Evo Fabricsは自社の存在テーマとしてポルトガルという自国に対する愛とリスペクトを持ち続けることを選択し、ポルトガルにこだわったデザインでコレクションを展開し続けています。それはグローバル時代の中で
「私たちの起源」
「私たちの伝統」
「私たちの土地」
への想いを大切にすることに他ならないと同社のCEOは語っています。
新コレクションSINTRAは、これまでのコレクション同様、ポルトガルの最も美しい称される場所からモチーフを得ながら現代のインテリアにも通用する美しいコレクションとなっています。
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想いを形にする最初のきっかけとなったのはポルト酒(ポートワイン)でした。
Evo Fabricsの地元はポルト酒の産地として有名です。
2007年に創業した同社がメゾン&オブジェ展に初出展すると決めた時、自分たちの街であるポルトを同時にアピールすることからスタートすることにしました。世界へとビジネスを広げる時に自分達らしさをなんとか表現したいと考えていたからです。
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ポルト酒の名門ブランドGRAHAM’S社とタックを組み、パリの展示ブースにはポルト酒の樽がディスプレイされました。この出展は大きな反響を呼び、また最高のプレゼンテーションとなったことで自信と確信を得ることができました。
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土地と文化が育んだ素晴らしいものはたくさんあります。
時間の経過の中でそこにしかない唯一の美として醸成されたものを、テキスタイルのデザインとして取り込みコレクションとして世に送り出してゆく。ポルトガルにあるの美しいものを提供したいという思いは、巡り巡りながら様々な魅力をまとい世界に広がってゆきます。
ポルトガルの美しいものと共に、その名を冠したEvo Fabricsのコレクションの歩みをお楽しみください。
(販売が終了しているコレクションもあります)
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ポルトガルの街を美しく彩るタイル、アズレージョ。
典型的な釉薬をかけて焼かれるタイルは、5世紀もの間途絶えることなく生産され続けています。青一色で描かれるタイルも多く、コレクションにはアズレージョの色味や濃淡がうまく生かされています。
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ポルトガルの街中の歩道で見ることのできる独特のタイル舗装は、街をポルトガルらしく感じさせる大きな要素になっています。ポルトガル語でcalçada(カルサダ)として知られているポルトガル式舗装は、白と黒の平らな石で構成されています。
このコレクションでは、モザイクをモチーフとしたモノトーンと、明るい色彩の伸びやかなデザインが収録されています。
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ポルトガルの伝統的ジュエリーであるフィリグリーは、糸のように細い金線を巻き上げ模様を作る手の込んだ繊細な金細工です。中でも「Viana's heart」(ヴィアナズ・ハート)と呼ばれるハート型モチーフは、宗教的インスピレーションから生まれ人々の心の象徴となっており、それを所有する人にとっては誠実さと寛大さの象徴となっています。
コレクションでは、金線を刺繍糸に置き換えインテリアとしても繊細で美しく存在感のあるモチーフとして再現されました。
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ポルトガル北西部のVila Verde(ヴィラ・ヴェルデ)は古くから刺繍の盛んな街。
17世紀頃、女性は想いを刺繍で綴ったハンカチを男性に贈る美しい伝統がありました。
非常にカラフルでフォークロリックなデザインは、Evo fabricsのコレクションを当初から支え貫いているエッセンスとなっています。
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ポルトガル南西部、アレンテージョは豊かな大地を感じさせる地域です。
穀物生産と豊かな土壌から、農業・牧畜・木材業が中心となり食材も豊か。広大な大地が広がりポルトガル版の北海道ともいえる場所です。
大地の色、丘の色、平野の色であるオークル色からインスピレーションを得たというコレクションは、実りの豊かさを感じさせるリュスティックな雰囲気を漂わせています。
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ポルトガル最大の詩人とされるルイス・デ・カモンイスによって書かれた叙事詩「ウズ・ルジアダス」。大航海時代バスコ・ダ・ガマのインド航路発見を描いたこの作品は、ポルトガル人の勇敢さやポルトガルの輝かしい発展をたたえる内容としてもポルトガル文学史上重要な作品となっています。
異国情緒とラグジュアリーをテーマにしたこのコレクションは、発表からわずかで大きな反響を呼び大成功を収めました。
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ポルトガル本土の最南端に位置する地域アルガルヴェは、あらゆる色合いのブルーの海を擁する美しい場所です。年間を通して穏やかな気候で、夏ばかりでなく一年中リゾート地として人気の場所です。
色の明るさや楽しさを注ぎ込み発露させたコレクションは、このビーチ同様に人々を魅了しています。
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首都リスボンから南西に1000km、大西洋に浮かぶポルトガル領マディラ諸島は大西洋の真珠と呼ばれる絶景の地です。色とりどりの花、バナナやマンゴーなどの南国の果物、鮮魚に工芸品。明るい色彩と島の大自然と相まってエキゾチックで美しい場所です。
コレクションを通して大西洋で一番美しい場所を紹介したいという発想から、トロピカルなデザインを含む多様な魅力を閉じ込めました。
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展示会で発表された新作商品やコレクションを弊社取り扱いの海外ブランドと併せてご紹介いたします。
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Plane carpet collection / CORMER CARPET(イギリス)
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インテリアの名脇役としてのカーペットを目指すCORMER CARPET(コーマー・カーペット)は、コレクションのそのすべてが無地(単色)の優しい色合いです。
1956年創業のCORMER CARPET社は、ランカーシャ州マンチェスター近くのマニファクチャー。品質、サービスに重点を置き、英国製カーペットとして成功を収めています。数々の受賞歴があり、2006年にはサンデータイムス社のトップ100企業に、2013年にはベスト・カーペット・マニファクチャーに選ばれています。
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英国の住宅ではカーペットが多用されており、トイレやキッチンまでカーペット敷きであることが多いといいます。そうした需要に支えられて、汚れに強くタフでありながらソフトな踏み心地のカーペットを開発し人気を博しました。
素材はウール製とポリプロピレン製を展開。独自開発のポリプロピレン糸「Luxury PP」は、芯糸にコイルのようにたくさんの糸を巻きヤーンを形成する方法で、ソフトで柔らかく上質感があります。
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カットパイルの他、ループパイルのコレクションもあり、ナチュラルカラーを中心とした絶妙な違いによる豊富な色展開は、羊の元来の毛色を活かしてきた豊かなカーペット文化ならではの遺産といえるでしょう。
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